「思考は現実化する」
願望と目標を明確化し潜在意識に流し込む
成功するためには、まず自分の願望と目標を明確化し、詳細な行動計画を紙に書き出す。
それを繰り返し潜在意識に流し込みます。その際に、感情を言語として使う。私たちが唯一、潜在意識とやりとりできる言語が感情。
願望実現のための6カ条
あなたが実現したいと思う願望を「はっきり」させること。単にお金がたくさん欲しいなどというような願望設定は、まったく無意味なことである。
実現したいと望むものを得るために、あなたはその代わりに何を”差し出す”のかを決めること。この世界は、代償を必要としない報酬など存在しない。
あなたが実現したいと思っている願望を取得する「最終期限」を決めること。
願望実現のための詳細な計画を立てること。そしてまだその準備ができていなくても、迷わずにすぐに行動に移ること。
実現したい具体的願望、そのための代償、最終期限、そして詳細な計画、以上の4点を紙に詳しく書くこと。
紙に書いたこの宣言を、1日に1回、起床直後と就寝直前に、なるべく大きな声で読むこと。ことのとき、あなたはもうすでにその願望を実現したものと考え、そう自分に信じ込ませることが大切である。
潜在意識に流し込むことを、深層自己説得という。
深層自己説得による自己改革のコツ
「願望がすでに実現しているときのイメージ」を潜在意識に流し込むことが肝要。願望実現までの過程を紙に書いておき、さまざまな障害やときどきの若干の軌道修正を書き記すことも大事。過程と結果を同時に鮮明にイメージし続けると、自然とそのような行動を起こし、望む結果に向かう。
信念の重要性
単なる望みを持つことと、願望を現実のものとして受け入れようと心の準備をすることは全く違う。信念を持つことが必要。信念を持つには心を開くことが必要。素直さと心のゆとりが必要。心をとざしていては、信念や勇気は湧きようがない。
自信を育む公式
私は人生の明確な願望・目標を達成できるだけの能力を持っている。したがって私はどんなことがあっても忍耐強くそれを追求していく。このことを私は自分自身に対して約束する。
心の中で強く願えば、それはいつの日か必ず実現することを私は確信している。だから毎日30分、私がこのようになりたいと思う自分の姿を心の中で鮮明に、そして具体的に想像する。
深層自己説得の素晴らしい威力を私は知っている。だから毎日10分間、私はリラックスして自信を養うための深層自己説得を行う。
私は自分の願望・目標をはっきりと紙に書き出した。私はそれを達成するまで、どのようなことがあっても決してあきらめないことを誓う。
いかなる富も地位も、それが真実と信義に基づくものでなければ、長続きしない。
私は真実と信義を重んじる。人々の利益にならないことは決してしない。人は誰でもほかの人々の協力により成功を勝ち取ることができることを私は知っている。だから私は、まず人々に対して奉仕することを私の使命とする。
私は憎しみ、嫉妬、利己的な心、これらをすべて排除し、思いやりと誠実な心で人々に接する。私は自分を愛するのと同じように他人を愛する。
この公式に署名、暗記、毎日復習すること。
忍耐力を身につける
失敗の経験から忍耐力の重要性が学べる。失敗や逆境の中にはすべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている。
忍耐力を身につける4つのステップ
燃えるような熱意に支えられた明確な願望や目標を持つこと。
明確な計画を立て、それを着実に実行していくこと。
親戚、友人、周囲の人たちの否定的な、あるいは意気消沈させるような意見をきっぱり拒絶すること。
目標と計画に賛成し、激励してくれるような人を一人、あるいはそれ以上を友人にすること(マスターマインド)
失敗したら次の計画
一度や二度の失敗で全てが失敗にになるわけではない。練り直して再出発すればいい。
「6つの恐怖」
- 貧困に対する不安
- 批判に対する不安
- 病気に対する不安
- 失恋に対する不安
- 老いに対する不安
- 死に対する不安
失敗を招く54の原因
これは多すぎるので整理すると、ざっくりこうなります。
- 不健康であること。
- 他人のことを干渉しすぎる。
- 生涯の目的を持たない、熱情に欠ける。
- 幼年期における環境の悪影響。
- 自己修養に欠ける。
- 凡庸から抜けでようとする意欲がない
- 根気がない。
- 否定的な考え方
- 何もせずに利益を得ようとする
- 決定の迅速さや明確さに欠け、実行力がない
- 7つの基本的な不安のうちの一つ、あるいは二つ以上にとらわれている。
- 職業上の協力者、結婚相手の選択ミス。
- 社内での対人関係、職業上の人間関係に臆病である。
- 慎重さが足りない。
- 自分に合った職業についていない。
- 集中力がない
- 浪費癖があるお金にルーズな人
- 時間効率を意識していない
- 寛容さがない。
- 無関心や偏見が強い
- 協調性がなく、他人と協力できない
- 誠実さに欠ける。
- 自分で確認しない
- 利己心や虚栄心が強く、虚言癖がある。
- 好機に気づくだけの想像力に欠ける。
- 他人に傷つけられたり、傷つけられたと思ったとき、報復する。
- 下品で無礼者
- 政府関係機関に対し反社会的な態度をとる。
- 学習能力が低い。必要に応じて、他人の経験を自分に役立てることができない。
- 批判厨
- 貪欲に不必要なものまで欲しがる。
- 自信がない
- 酒ドラックタバコ中毒者
- 素人なのにプロ同然のように自分で上から目線でやりたがる
- 先延ばし癖
- 逃げ癖
- 自慢話ばかりで相手の話を聞かない。
- 利己的
- 仕事上の関係者に嫌がらせをする
マスターマインドを持つ
マスターマインドは明確な目的をもつ知恵(そして知識)と協力関係のこと。最初は悩み相談クリニックから始めるのがいい。自分の問題を他人の目を通して見ることができる。
目的を明らかにせず必要な情報だけ集める
意識的か無意識的かは置いといて、陥れようとする人がいる。口を閉じることと目と耳を開けておくこと。やりたいことはまず行動によって示す。
改良的想像力と創造的想像力
目標と願望を詳細な計画に落とし込む際には、改良的想像力が使われる。潜在意識を送受信装置として、無限の知性にメッセージを送ると、プランやアイディアが返ってくる。これを受信する際に使うのが創造的想像力である。第六感とも言われる。
転換する
性的エネルギーを転換する
若い人は性的エネルギーを肉体的に発散し浪費してしまっている。性的エネルギーをほかの欲求に転換して行動を起こすことができる人だけが、独創的才能を発揮できる。
悲しみを転換する
悲しみにおそわれた時は、達成されていない自分の目的を考え転換する。すると、自分には隠れた財産があり、自分こそが自分の支配者であると気づく。歯医者で建設的な考えで心を満たし、肉体的な痛みを感じる暇がないようにするようなもの。
悲しみは恩恵であり、災いではない。自分より深い悲しみを持った人を助ける。
偉大な人物を見習う
偉大な人物の感情の持ち方や行動の仕方をできる限り見習おうとする心構えそのものが、当人を実際に偉大にする。
エマーソン
ペイン
エジソン
ダーウィン
リンカーン
バーバンク
ナポレオン
フォード
カーネギー