B! ゴロビシャ ネメシスの使い魔

アモン

悪魔 アモンについて

 

ゴエティア』ではアモンは蛇の尻尾をしたオオカミのような姿で、口から燃え盛る炎を吐きながら現れると記述されているが、『地獄の辞典』のアモンの項目の挿絵においては頭部がフクロウ、上半身がオオカミ、下半身が大蛇というデザインで描かれている。

 

 

なお、『地獄の辞典』とはフランスの文筆家ぶんぴつかコラン・ド・プランシーによって書かれ19世紀に発行された書籍(悪魔解説書)の事である。

 

同書の中には『ゴエティア』に記載された悪魔達も多く登場するが、記述や見た目などの特徴が大きく異なる場合がある。

 

アモンに関しては見た目の特徴以外はほとんど同じであるそうだが、他の魔導書によっては見た目の特徴以外も大きく異なる場合があるので混乱しないように注意した方が良いだろう。

 

ちなみに、18世紀の代表的な魔導書『大奥義書』では、アモンは地獄の総司令官の地位にある大悪魔と紹介されているようだ。

 

名:アモン(Amon) 序列:7 爵位侯爵こうしゃく 惑星 :月 星座:双児宮そうじきゅう(ふたご座)

 

 

 

アモン

 

アモンとは悪魔学における悪魔の一人で、『ゴエティア』に記載された「ソロモン72柱の悪魔」の1柱を担う魔神である。

 

ゴエティア』によると、アモンは地獄の魔神40個軍団を支配する序列第7の悪魔にして、大いなる力を持つ最も厳格なる地獄の侯爵であるそうだ。

 

 

また、アモンは蛇の尻尾をした狼のような姿で、口から燃え盛る炎を吐きながら現れると言う。

 

後に術者の命令に応じて人間の男性の姿をとるが、その頭はカラスに似ており、犬の歯が生え揃っているそうだ。

 

あるいは単にカラスの頭をした人間の男性の姿を取ると言われている。

 

では次にアモンの持つ能力や術者にもたらす恩恵についてだが、彼は友人間に不和を引き起こしたり、友人間の争いを静める事が出来ると言う。

 

なので、アモンさえいれば思いのままに人々を争わせたり、仲直りさせたりする事が出来るという訳だ。

 

勿論、個人的に仲直りをしたい相手がいる場合などにも有効である。

 

他にも彼は、過去のあらゆる物事とこれから起こる全ての物事について語るそうだ。

 

7. Amon

黄道帯:牡牛座の0~4度
    4月20日~24日
 植物:ナイトシェード
 惑星:太陽
 属性:火/空気
メタル:金
キャンドル色:赤または金



6の侯爵の中でも2番目に位置し、40の軍団を率いる。
地位は高くはないものの、義勇軍を率いてルシファーと共に
戦った天使として堕天後も忠実に従い、
魔界で紛争が起これば仲裁に入る役割も受け持っている。
一説に寄ればサタンの7息子の一人だともされている。

名には、「計り知れぬ者」、「隠されし者」という意味の名を持つ。
枝葉末節(中心から外れた、取るに足りない事柄)、悪意、利己を司る。

容姿は口から炎を撒き散らし、鋭い犬歯を持つフクロウ
もしくはカラスの頭を持ち、大蛇の尾、体は狼という姿で現れる。
また、人間にもなれるが頭は鳥類で、炎を吐いている。

これは彼の起源とされる様々なエジプト神の化身が鳥類だからだとされ、
故に、太陽のように光り輝く力強い鷹の姿で現れることもあるという。

厳格な性格をしており、詩に関しては随一の才能を持つ。
過去と未来の全てを語ることができ、友人間に敵対心を生み出したり、
魔界と同じく争いをおさめる調停者としての力も併せ持つ。

強大な力を持つアモンだが、起源や性質が複雑で不明瞭。
多くはエジプトの神を起源に持つが、どれを取ってもややこじ付けがましい説が多い。
元々固有の性質を持たない、というのが正しいかもしれない。


 

 

なお、アモンを召喚してその力を借りたいものは彼(下記)の印章を羊皮紙ようひしまたは金属板に書いて身に着けておかなければならず、もしも怠った場合は彼を従える事は出来ず、恩恵は受けられないそうなので注意されたし。


備考

 

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