地獄の方がマシなレベルの残酷な拷問法
「スカフィズム」
スカフィズム(Scaphism、別名the boats)を考え出したのはペルシャ人、犠牲になったのはたいていギリシア人だったと言われている。
スカフィズムの手順
哀れなターゲットを二艘の木のカヌー(あるいは木の幹をくりぬいたもの)の中に、頭と手足が外に出るようにしっかりくくりつける。
基本的な形は、一艘をもう一艘の上にかぶせて犠牲者を棺桶の中に納めるような形にする。それから、犠牲者にハチミツやミルクを大量に与えて下痢を起こさせ、さらに外に出ている顔や手足の皮膚にハチミツを塗りたくって、淀んだ汚い池、または炎天下にそのまま放置する。
犠牲者がくくりつけられている木の中はたちまち排泄物でいっぱいになり、甘いにおいと汚物に引き寄せられてやってきたハエや昆虫が卵を産みつけ、孵化した幼虫が犠牲者の肉を突き破って貪り食う。体内をうごめくイモムシが血流を妨げるため、壊疽が広がる。
犠牲者には、毎日ハチミツやミルクが与えられるため、飢餓や脱水症状で死ぬことすらできない。死はゆっくりと時間をかけてやってくるため、生きながら、虫やネズミに体の肉を食われる地獄を味あわなくてはならない。
数日後には妄想に苦しみ、うわ言を言うようになり、敗血症ショックのため、ついに死が訪れる(運が良ければ脱水症状で死ねる)。基本的に、体の内からも外からも食われて死ぬのだ。
Scaphismの手順についての記述がある。
一艘のボートの上にもう一艘のボートをかぶせ、犠牲者の頭と手足だけが外に出るように穴をあけておく。その中に犠牲者を仰向けに寝かせて、ボート同士をしっかりと括りつける。
ミルクとハチミツを無理やり犠牲者の口に流し込み、さらに外に出ている顔や足、腕に塗りたくる。そして、炎天下の中、あるいは汚い池に浮かべて放置する。ミルクとハチミツを与えて塗りたくる行為を毎日続けると、甘いにおいに惹かれてハエやスズメバチやミツバチなどがやってきて、顔や腕などむき出しになっている部分を覆い尽くす。
犠牲者は刺されて、苦しみにあえぐ。さらに、大量のミルクやハチミツで腹をくだしているため、水状の排泄物を垂れ流し、そこにも虫がうじゃうじゃ群がる。
犠牲者はボートの中で身動きできないまま、自分の汚物の中で体の肉が腐ってこそげ、虫の大群に食い尽くされていき、じわじわと緩慢な恐ろしい死を迎える
約17日間もだえ苦しむ、簡単に死ぬことはできない
処刑人によって予想以上に死は引き伸ばされ、簡単には死ぬことができない。有名なペルシャの兵士ミトリダテスはこの方法で処刑された。
伝説によると、死ぬまでに17日かかったという。犠牲者が死ぬと、木の拷問室が開けられ、遺体が取り出される。
地獄の方がマシなレベル・・・もっとも残酷な古代の拷問方法「スカフィズム」※閲覧注意 : カラパイア
ファラリスの雄牛
古 代ギリシアで設計された拷問および処刑のための装置である。アテナイの真鍮鋳物師であったペリロスによって、シチリア島アグリジェントの僭主であったファ ラリスに献上された。ファラリスは死刑に新たな手法をとりいれたがっていた。それにこたえてペリロスはすべて真鍮で雄牛を鋳造し、中を空洞にして脇 に扉をつけた。有罪となったものは、雄牛の中に閉じ込められ、その下で火が焚かれる。真鍮は黄金色になるまで熱せられ、中の人間を炙り殺す。
ファ ラリスは雄牛を、煙が馥郁たる芳香の雲となって立ち上るように設計するよう命じた[2]。雄牛の頭部は複雑な筒と栓からなっており、囚徒の叫び声が猛る雄 牛のうなり声のような音へと変調される。中の死体は照りつく宝石のような骨となり、ブレスレットとして仕立てられたともいわれている。
ファ ラリスは、音響の効果を製作者であるペリロス自身で試せと命令した。まさか残酷な罠だとは思いもよらないペリロスは、言われた通りに雄牛の中に入った途 端、外から鍵が掛けられた。程無くして下から火が焚かれ、悶え苦しむペリロスの叫び声による雄牛のうなり声をファラリスは聞くことができた。こうしてペリ ロスは自身が製作したこの雄牛の最初の犠牲者となってしまった。しかし後にファラリス自身も、僭主の地位を奪われた時、その雄牛の中に入れられて焼き殺さ れ、最後の犠牲者になったと伝えられている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ファラリスの雄牛
古代ギリシャの拷問器具、ファラリスの雄牛の内部構造がわかる映像 : カラパイア
リッサの鉄棺
イタリアのリッサで使用されていたとされる拷問・処刑器具。
名前の通り鉄の棺桶のような形をしており蓋の部分にはネジが付いておりこのネジを回すとプレス機のように蓋が下がっていく仕組みになっている。
この棺の中に犠牲者を無理矢理押し込み、蓋に付いたネジを回して犠牲者を押し潰しやがて圧殺する。
このネジは基本的に数日かけてゆっくり回されるため犠牲者はじわじわと迫る死の恐怖に襲われる事になる。
また棺の中は人一人が身体を縮めてやっと入れるぐらい狭く、中に入れられるだけでも相当な苦痛である。
当然、棺の中は真っ暗なため暗闇による精神的苦痛も味わう事になり、更に食事等も一切出来ないため飢餓による苦痛も味わう事になる。
まさに「狭い」「暗い」「痛い」と三拍子揃った最悪の拷問・処刑器具。
更に即死させてくれないから余計質が悪い。
地味に犠牲者にかかる負担は最高レベルの器具であろう。
ある意味ギロチンとは真逆の器具と言える。
リッサの鉄棺 - アニヲタWiki(仮)【10/19更新】 - アットウィキ
石抱
石抱(いしだき)とは、江戸時代に行われた拷問のひとつ。
算盤(そろばん)責、石責ともいう。笞打に屈しない未決囚に施された拷問。牢問と呼ばれて、正規の拷問の前段階として行われた。
まず囚人は後手に緊縛される。囚衣の裾をはだけて脚部を露出させ、十露盤(そろばん)板と呼ばれる三角形の木を並べた台の上に正座させ、背後の柱にしっかり括り付ける。この時わずかに後ろにのけぞるように縛り付ける。石が胸部を圧迫しないようにするためである。三角の木材の鋭角の稜線が体重で脛に食い込んで苦痛を与える仕組みとなっている。さらにその太ももの上に石を載せる。石の重みで脛の部分に三角木材の稜線がさらに食い込み、非常な苦痛を味わわせることになる。しかしただ載せておくのではなく、石の端は左右に揺らされ更なる苦痛が与えられる場合が多い。ももの上に載せられる石は「伊豆石」と呼ばれ、長さ3尺、幅1尺、厚さ3寸、重さは1枚12貫もあり、囚人が動いても落ちないよう大縄で結んであった。石は大抵4枚程度まで順次載せられた。最初の回では4枚まで一気に載せ石抱の苦痛の恐ろしさを存分に知らしめ、次回の拷問では徐々に時間をかけて一枚ずつ載せていって、苦痛を長引かせるという手法がとられた。再度の石抱では、石を見ただけで初回の苦痛を思い出し、恐れおののいて白状に及ぶケースが多いためである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/石抱
鉄の処女
鉄の処女(てつのしょじょ)は中世ヨーロッパで刑罰や拷問に用いられたとされる拷問具。「空想上の拷問具の再現」とする説も強い。
聖母マリアをかたどったともいわれる女性の形をした、高さ2メートルほどの大きさの、中が空洞の人形である。前面は左右に開くようになっており、中の空洞に人間を入れる。木製のものがほとんどである。木製のものは十分な強度を持たせるために肉厚な構造になっているが、鉄製のものは比較的薄いため、写真(上)でも判別できる。左右に開く扉からは、長い釘が内部に向かって突き出しており、本体の背後の部分にも釘が植えられているものもある。犠牲者の悲鳴は外に漏れないように工夫されていた。
ドイツ語では「アイゼルネ・ユングフラウ(Eiserne Jungfrau)」、英訳は「アイアン・メイデン(Iron Maiden)」、または「ヴージェノヴ・ニュアレンバーグ(Virgin of Nuremberg)」(「ニュルンベルクの処女」の意味)と表記される場合もある。1857年に、伝説に基づいてドイツのニュルンベルクで作られた模造品が特に有名であり、各地の模造品はこの量産品である。名称とは裏腹に大部分のものは木製の本体で、鉄製なのは釘のみ、または釘とその留め金と扉の蝶番のみである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/鉄の処女
苦悩の梨
中世ヨーロッパに開発された拷問器具の一種。
携帯性に優れ、外見からは拷問の跡が発見しづらいこともあり、一部の職業的拷問者(異端審問官等)に愛用された。形状は梨状(洋梨状)で、使用中は実に当たる部分が縦に分割・展開する。そのため、拷問器具としては珍しく内部のみを破壊する事が可能となっている。
口腔、直腸、膣等に挿入し、手元を操作することで挿入部位が展開、対象部位を内部から拡張し破壊する。使用する部位により苦悶の梨の大きさはある程度決まっている。口腔用を他の部位に挿入するのはもはや別の拷問であり、苦悶の梨を使用する意味が薄い。逆に膣用を口腔に使用しても、拷問にはなるが効果的とは言いがたい。
異端者のフォーク
異端者のフォークは、両端がフォーク状に尖った長い鉄をベルトやストラップにゆるく括り付けた拷問具であ。
この拷問具は、対象者を横たわらせることの無いように天井から吊されているか、代わりに括り付けられている間に、あごの下の胸骨とのどの間に置いて皮製のストラップで締め付けるようにして使用される。この拷問具を装着した人は眠りに落ちることができない。疲れから頭を下ろした瞬間に、尖った部分がのどや胸を突き刺して激しい痛みを引き起こす。このとても単純な構造の拷問具が、人々を長時間、睡眠することを妨げるのである。人々は何日も眠れないと、自白をしやすい状態になるのである。
https://ja.wikipedia.org/wiki/異端者のフォーク
ガロット
主にスペインで使われていたという絞首用の拷問器具。
鉄製、もしくは木製の身体検査で座高を測る椅子のような形をしており首の部分に丸い絞首用の金具と手足を固定するための枷等が取り付けられている。
犠牲者はこの椅子に座らせられ首を金具で固定される。金具の後ろにはネジがあり、このネジを回すと金具が締め付けられ犠牲者は窒息してしまう。ネジの締め具合で苦しみを自由にコントロール出来るため非常に効果の高い拷問器具だったらしい。締め付けを最大にすれば犠牲者の首の骨を砕いたり窒息死させる事も出来たという。
https://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/13358.html
CIA流拷問
体を固定し、水をたくさん含んだタオルで顔を覆う。
息をしなければ窒息するが、息をしようとすると水が入ってきて窒息死するというものです。
神明裁判
神明裁判(しんめいさいばん)とは、神意を得ることにより、物事の真偽、正邪を判断する裁判方法である。
古代、中世(一部の地域では近世まで)において世界の各地で類似の行為が行われているが、その正確な性質は各々の神、宗教によって異なる。ヨーロッパでは神判、日本では盟神探湯(くがたち)が行われた。
釜審または火審
湯を沸かし、その湯の中に指輪または石を投入する。被告は素手でこれを取り出す。手に包帯を巻き3日待つ。その後ほどいて「きれい」であれば無罪とされる[7]。中世ヨーロッパでもっとも古く、510年に言及が見られる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/神明裁判