- ドメインとは何か?
- ドメイン取得の際に気を付けたいポイント
- Whois情報とは?
- 「Whois情報公開代行サービス」とは
- お名前.comでやらかした人は多い
- Whois情報公開代行の必ずチェック!(今は心配なし)
- 現在はWHOIS情報公開代行がデフォに
- 他社との比較
- ドメインを料金で比較
ドメインとは何か?
ドメインとは、インターネット上の住所のようなもので、ホームページを識別する情報として利用します。重複する住所がないように、同一のドメインは存在しません。

- IPアドレス
- 厳密には、そのホームページがどこにあるのかを判別するのは、ドメインに紐づくIPアドレスです。IPアドレスは「000.00.00.00」のような数字で構成される文字列ですが、数字だけの住所は覚えづらいため、ドメイン名に変換してホームページの場所を示します。
- 000.00.00.00(IPアドレス)=example.com(ドメイン)
- つまりドメインとは「IPアドレスをわかりやすく覚えやすく表示するもの」となります。

メールアドレスの「@」以降の文字列もドメインです。こちらもホームページと同じで住所の役割を果たします。メールをどこへ送れば良いか、ドメインがあることによって特定できます。手紙にたとえるなら、@以前が「宛名」、@以降が「住所」です。

ドメイン取得の際に気を付けたいポイント
近眼的にならず、何十年も使うと考えてドメインを取得しましょう。
例えば、業界大手のお名前.comでは確かにドメインの料金は業界最安値ですが、Whois情報公開代行サービスが初回だけ無料なので、それを逃すとお金がかかります。
また、更新費用も最安値で提供している会社よりも100円程度高いです。
Whois情報とは?
ドメインを取得した場合、ドメイン登録者の名前やメールアドレス、会社名などをインターネット上で公開するように義務付けられている情報のことです。
ドメインを取得した場合は、名前などをインターネット上に公開する義務があります。
不特定多数が閲覧するインターネット上に個人情報を載せるのは怖いですよね。
そこで、本来であれば公開しなくてはならないWhois情報を、ドメイン取得先の会社の情報に代えて公開してくれるのがWhois情報公開代行です。
本来であれば、本名や、住所などを公開しなければいけないのですが、Whois情報公開代行を利用することでプライバシーを保護してるのがわかると思います。
「Whois情報公開代行サービス」とは
Whois情報公開代行とは、プライバシー保護のためWhois情報の公開を代行しましょうというサービスのことです。
「Whois情報公開代行サービス」とは、Whoisに掲載されるドメイン登録者の氏名・住所・電話番号・メールアドレス等といった各種情報を、プライバシー保護の観点から「お名前.com」の情報に代えて掲載するサービスです。
※Whoisとは
ドメイン保持者のIPアドレスや氏名・住所などの登録者情報を誰でも閲覧できる情報提供サービスです。WhoisはICANN(※)より登録者情報を公開しなければならないよう義務付けられています。
※ICANN:ドメイン名などインターネットの各種資源を全世界的に調整することを目的とした民間の非営利団体。
Whois情報公開代行を設定した場合、
以下情報はWhois上には公開されておりません。
[登録者情報](Registrant)
氏名……………………:××××
組織名………………….:××××
種別……………………:個人
建物名等………………..:
町村番地………………..:××× ×××××
市区……………………:××× ××××× ××××
都道府県………………..:××××
郵便番号………………..:×××-××××
国……………………..:JP
電話番号………………..:+81.××××××××
ファックス………………:
メールアドレス…………..:××××@××××.jp
このWhois情報公開代行サービスを使わなかった場合、
- わたしの名前
- わたしの住所
- わたしの電話番号
- わたしのメールアドレス
ドメイン名から検索・閲覧できるようになってしまいます。
Whois情報公開代行サービスを利用すれば、ドメインから検索・閲覧される情報は
- お名前.comの名前(会社名)
- お名前.comの住所(会社の住所)
- お名前.comの電話番号(会社の電話番号)
- お名前.comのメールアドレス(会社のメールアドレス)
に変わります。個人の情報は見られることはありません。
お名前.comでやらかした人は多い
私はやらかしてはいませんが、というより、この情報がたくさん溢れているので、事前に知っていて回避できましたが、意外と多くの人がGMOの罠にハマって無駄なお金を使わされています。
失敗するとあなたの情報が公開されていますメールが届く
「Whois情報公開代行」にチェックを入れていないと、あなたの情報が公開されていますというメールが来るようです。
悪質なのが、登録完了後に、「Whois情報公開代行」の設定をすると、有料になるのです。しかもずっと。
当然、失敗した人達は怒り心頭です。
「お名前ドットコム whois」で検索すると…
『悪質』『詐欺みたい!』『騙されるな!!』という文字。
気を付けましょう。しかし、今見ると Whois情報公開代行はデフォルトでつくようなので、安心していいと思います。これで、どこの会社のドメインを使っても大して費用は変わらなくなりました。
Whois情報公開代行の必ずチェック!(今は心配なし)
Whois情報公開代行のチェックは忘れなかったでしょうか?
このチェックを見落とすと悲惨です。クレジット決済が完了した後に気づいても、後の祭りです。
チェックに気づかずに、決済を完了するとWhois情報が公開されてしまいますので、再チェックを必ず行うのが良いでしょう。
Whois情報公開代行は新規登録と同時なら無料ですが、もし、あなたがチェックを入れずに決済した場合は永久的に料金を取られます。
別途、Whois情報公開の手続きが必要な上、料金は年間1,029円です。
上画像の赤枠内をよく見てみると、Whois情報公開代行(新規登録と同時なら無料!)と記載されているのが確認できると思います。
お名前.comでドメインを取得する場合は、Whois情報公開にチェックを入れることだけは、絶対に忘れないようにして下さい。絶対に!
万が一チェックを忘れた場合は、取得したドメインを手放すか、ドメインを他社へ移管しましょう。
現在はWHOIS情報公開代行がデフォに
現在の登録画面はこんな感じでした。
「Whois情報公開代行」って書いてある。
あれ?って思いました。これ本当にWHOIS情報代行してんのかなーと不安になったので、すでに持っている自分のドメイン情報を見ると…
自分のサイトを見るとおそらく、WHOIS情報の公開が代行されている模様。
これは、デフォルトになったってことでしょうね。さすがに、悪質ですし、指導が入った可能性がありますね。
Whois情報公開代行メール転送オプションの横の【?】を見てみた。
こんなことが書かれていた。
Whois情報公開代行対応ドメインを対象に新規登録申請時に限り、「0円/年」で利用できるキャンペーンを実施中。新規登録時はぜひご利用ください。
※Whois情報公開代行メール転送オプションは無料キャンペーン対象外です。
新規登録申請時に限り、0円/年というのは?
2年目以降も0円ということなのか?
更新する時にはお金がとられるってことなのか?と不安になりました。
なんせ、「お名前のWhois代行を最初に頼み損ねると損するから、ドメイン取得時にWhois代行のチェックボックスをONにするのを絶対に忘れてはいけない」という話は有名ですから、その罠がドメイン更新の時にまで拡大されたのかな不安になったのです。
安心してください。初めに無料で頼めばずっと無料です。
GMOは内容を詳しく書かずに金をむしり取りに来るので、信用できないですね…
心配な方は、別の会社で新しいドメインを取得すると良いでしょう。
前は、WHOIS代理も更新したときには無料だった気がしますが、あまり覚えてない…
そんな状況なら、維持費が2倍以上かかるお名前ドットコムでドメインを取得する人はいなくなるはずなので、初めにWHOIS情報代行を選択している際はお金がかからないと思います。かかるようになったら私も他社に移管する必要がでてきますね
最初にドメインをとった時にWhois代行をいっしょに頼むと無料で代行してくれて、そのドメインは、更新後もずっと無料で代行し続けてもらえる。
これがお名前ドットコムのWhois代行ルールです。
※ドメイン更新時の話です。新規取得時のことではありません。
最初にそのドメインを取得した時からWhois代行を依頼していてずっと無料で代行される状態の場合です。
途中からWhois代行を追加した場合のドメイン更新では、Whois代行自体の延長の依頼をする必要はあるはずなので、お金は永続的に取られます。
ドメイン更新時の話です。新規取得時のことではありません。
悪質だったお名前ドットコムも安全にドメインが取得できるようになりました!
これで他社との違いはほぼなくなりましたが、不安な人は別の会社でドメインを取得しましょう。
↓申し込みはこちらから
他社との比較
1.ムームードメイン
ドメイン業界では有名で実績もあるということと、初心者でも簡単、親切設計かなと思います。
- 老舗のドメイン屋さんで信頼性高い
- 管理画面は見やすく使いやすい
- 安い?というもっぱらの評判
2.エックスサーバー
他と比べると少し高くつきますが、サーバーとドメインの管理が一緒にできるのは便利です。
- 同じID・パスワードで一元管理できて、管理画面の使い勝手も同じ
- 料金の支払も同じ会社で楽
- 先にひとつ取得して管理しているドメインがある
管理がカンタンになることや連動性の高さは大きなポイントでした。
また、サーバー契約時にキャンペーンでひとつドメインをもらえることもあります。
3.エックスドメイン
エックスサーバーと同じ「エックスサーバー株式会社」が運営している独自ドメイン取得サービスです。
ちょっとややこしいですが、「エックスサーバー」はレンタルサーバーが主業でそれに付随してドメイン取得サービスも行っていて、「エックスドメイン」はドメイン取得が主業です。
小さい広告が入ります。ドメインの利用いかんにかかわらず、かなり高性能なレンタルサーバー機能が無料で利用できるサービスがあるみたいです。
レンタルサーバーを借りてまではちょっと…という方などは、検討してみてもいいかもです。
4.スタードメイン
スタードメインの運営会社は、京都のネットオウル株式会社です。
ここでドメインを取得すると、無料で高機能レンタルサーバーとWordPressが利用できます。
無料レンタルサーバー機能は、「StarServer」の高機能サーバーを用いて提供しています。
ドメインを料金で比較
ドメインの移管をするとなると、移管費用もかかります。
比較してみました。
お名前.com | ムームードメイン | エックスサーバー | エックスドメイン | |
更新料 | 1,280円 | 1,280円 | 1,500円 | 1,180円 |
Whois情報公開 代行料 |
980円 | 0円 | 0円 | 0円 |
年間のコスト計 | 2,260円 | 1,280円 | 1,500円 | 1,180円 |
このまま使い続けた場合のランニングコストは、圧倒的に「お名前.com」が高いです。
ドメイン取得の時に、ほんの一か所のチェックを入れ忘れただけでこの仕打ち…
「エックスサーバー」がちょっとだけ高いです。
エックスサーバーにとってはあくまでメインはレンタルサーバーで、ドメインはおまけなのでしょうね。
会社名 | .com(カッコ内は2年目以降の料金) |
---|---|
お名前.com | 1150円(1280円) |
ムームードメイン | 1160円(1480円) |
スタードメイン | 1180円(1180円) |
バリュードメイン | 1280円(1280円) |
エックスドメイン | 1180円(1180円) |
FC2ドメイン | 1080円(1080円) |
FC2ドメインは他社に移管できないので注意!個人的に選択しには入りませんね。
個人的にはスタードメインかエックスドメインがいいと思います。この二つは無料のレンタルサーバーでお世話になっていますし、すでにアカウントがあるので、手間もかかりません。
スタードメインかエックスドメインが良いね!
1,180円/年(税込1,274円)
そのほかのサービスも使い勝手がいいです。
私がオススメするとしたらこの二社のどれかですね。