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大学は無駄?
このグラフは当たり前といえば当たり前だ。
今では大学への進学率は50%を超え、もはや大卒には希少価値などない。
大学は就活予備校
そもそも大学は研究機関であり、学者になりたい人向けの場所である。
多くの人は企業に入り働くわけであるから、一般人には価値のない無駄な知識を学んでいる。
無駄だと思うのは当然だ。(一般人にとっては無駄)
就職予備校で良いのだ。
だって、何より飯が食えなきゃ意味がない。
「学ぶことは崇高なことだ、役に立つ、立たないのは話ではない論者」の意見は確かにその通りではあるが、現実問題その崇高なものに年50〜150万円投資することに意味があるのだろうか。
多くの学生が奨学金で苦しんでいる。
しかも、多くの学生は講義に興味を持たず、単位だけを取って終わり。
学びたいことを勉強したのであれば、満足が行くかもしれないが、それはただの浪費と何が違うのか?
1500円払って映画見て「あー楽しかった。」と言っているのとなんら変わりがない。
まして、何十万、何百万とお金を払っているのであれば、回収したいと思うのが普通ではないのか。
多くの人が無駄だとわかっていながらも大学に行くのは大卒でなければいい仕事に就けないからだ。
本当に大卒じゃないとできない仕事?
私はここに問題があると思う。
企業としてもたしかに、学歴でフィルターをかけた方が楽だし安全に人材を確保できるのだろう。
しかし、はっきり言って学力が高いことと仕事ができる能力は別物だ。(関係がないとは言えない。優秀な人は学力も高い傾向にある)
終身雇用制度は崩壊し、実力主義の社会へと移行した。(要するに仕事さえできればいい)
学歴は仕事の上では価値が大きく下がってしまったのだ。
それに、頭はいいけれど、人格が破綻している人は結構いるものだ。(大学教授には結構いる)
能力があっても一緒に働きたいとは限らない
たしかに、経歴は凄いが私は彼らみたいになりたくないし、尊敬もできない。
一緒に働きたいかと言われれば絶対一緒に働きたくない。
個性が強すぎて教授バトルを繰り広げることもよくある。
いわゆる、アカハラというものが問題になっているが、頭の作りがそもそも違うのだと思う。
我々一般人には到底理解しがたい、思考や行動をするのだから。
学者と言うのはそういうものだと言われればそうなのかもしれないが。
大学は無駄ではない(時間を買っていると思え)
ここまで、散々、大学をdisってきたが、大学で学ぶことが全てが無駄だとは私は思わない。
なぜならば、ブログのネタになるから。
あと、学生という肩書き。(実際はフリーターの様なものだが、世間体を気にしなくて良い。)
我々は高いお金を払って投資しているのだから、回収しなければならない。
そこで得た知識をアウトプットしてマネタイズすればそれは無駄なことにはならない。
インプットするだけではどんなことでも無駄になってしまう。
インプットしたものをアウトプットしてはじめて価値が生まれる。
そして、何より大学で価値があるのは時間だ。
何もかも自分で決められる自由と膨大な時間が手に入る。
働いていると8時間は時間を失う。
この差はでかい。
この時間を無駄に過ごすか有意義に過ごすかで、大学の価値観が分かれるのではないかとも思う。
大学に意味はなくとも、大学生になったことで手に入る時間は大いに意味がある。
時間>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>大学の講義
これぐらいの価値がある。
ワーキングプアにならないだけの実務的なスキルを身につけたり、やりたいことに挑戦することができる。
大学の講義は単位を取るためだけで十分だ。面白いものがあれば雑談やブログのネタにするぐらいでいい。
しかし、ここまで話してきたことはあくまで、一般人の話だ。
本当に優秀な人はガチで大学で学んでいる。
大学院に行って研究して博士になる。
これが本来の大学の姿なのだろう。
要するに、大学で学ぶことが無駄であるかどうかは学ぶ対象がどんな人であるかで変わる。
私の様なごくごく普通の人間には無駄なものだし、天才からすれば無駄ではない。
一概に無駄だとは言えないが、大学生のほとんどが私と同じ一般人であることを考えると、無駄だと言う声が多く上がるのは当たり前だろう。
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